「お金」に関する本ブログ

お金に関する本の感想とかです。銀行員3年目。FP2級、簿記2級、行政書士、TOEIC730。

『会社のお金はどこへ消えた?”キャッシュバランス・フローでお金を呼び込む59の鉄則”』児玉尚彦

 

会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則

会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則

 

 

オススメ度:★★★★

 

非常にオススメです!

 

会社経営にとって一番大切なものはお金です。

 

私は銀行員3年目ですが、担当先企業が黒字なのに、預金が増えないことが不思議でした

私と似たような疑問を少しでも持っているなら役に立つ情報がきっとあります!

 

この本では

「利益が出る」=「お金が増える」ではない

お金がなぜ消える?(会社が赤字で儲からないとかそんなことではありませんよ!)

というようなことが、財務の知識がほとんどなくても分かりやすい説明で書かれています。

 

キャッシュフロー計算書とは何か?とかそういった教科書的なことは書かれておらず、実際に経営で役立つ知識が書かれています。

 

この本のコラム欄で、なるほどと思ったのが

 

「点数のつけ方を知らなくても、ボーリングのゲームはできます。点数のつけ方を知っていてもハイスコアを出すことはできません。 ただし、スペア後の1投目が前のフレームの点数に加算されることは知っていたほうが有利です。」

という文章です。

簿記の勉強なども確かに必要ですが、会計を理解するのではなく、利用できるようになりましょう、ということが分かりやすい例えで書かれていますね。

 

以上、経営者や、私のような銀行員には是非是非オススメの1冊でした。

次回はもう1冊くらいキャッシュフローに関する本を読んで紹介しようと思ってます~。

 

 

会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則

会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則